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建材・建築木材用語集 A GLOSSARY OF MATERIALS & PAINT 建築や木材に関する用語について、
わかりやすく解説しています。

 

あ行   か行   さ行   た行   な行   は行   ま行   や行   ら行   わ行
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あ行

安山岩   火成岩の一種でマグマが短時間で冷やされ固まり、結晶が十分成長していない岩。
環太平洋地域に広く分布し、栗石、土台石、石垣、間知石などに用いられています。
板状に薄く割れる鉄平石のほか、白河石、那須石、小松石などがあります。
安山岩は、風化に強い割りに、柔らかで加工しやすく、花崗岩(御影石)に比べて熱に強い石材です。
活節(生節)
(いきぶし)
  周囲の組織と結合していて抜け落ちる恐れが無い節のこと。
藺草
(い草)
  湿性のユリ目イグサ科の多年生植物。
茎は細長くなり、畳表や花むしろなどに使用されます。
薄縁
(うすべり)
  床の間の床に敷く、畳の形をした薄ぺらい敷物。
畳表に直接畳縁を縫いつけた敷物で、畳より薄いことから薄縁(うすべり)と呼び名がつけられています。
内幅木タイル   壁と床との取合部の掃除が楽なように、タイルの端部にアールに曲げた部分をもつタイル。
内幅木タイルは、壁タイルの最下部に使用し、壁の入隅用として内幅木入隅、出隅用の内幅木出隅、また、内幅木面取りなどがあります。
大谷石   凝灰岩の一種で、宇都宮市大谷町付近から産出される柔らかな石材で、門柱や塀などに多く使用されています。
大谷石は、噴出した火山灰や砂などが堆積し凝固した石で、層状をなしています。
火成岩と比べると柔らかく加工が簡単で、強度 及び 耐久性に劣りますが、耐火性に優れた石材です。
オニックス   石灰岩の一種で、断面に波状の縞模様をもつ大理石。
オニックスマーブル、縞大理石、層状大理石とも呼ばれています。

か行

外装材   建物の外部廻りの仕上材。
瓦やコロニアル・折板などの屋根材や、サイディングや石綿スレート・ALCなどの外壁材などが、外装材にあたります。
化学畳   畳床(たたみとこ)に、自然畳のわら床を採用せず、フォームポリエスチレンやインシュレーションボードを使用した畳。
スタイロ畳、ダイケン畳などが化学畳にあたります。
欠節
(カケブシ)
  節が欠け落ちた状態のこと。
壁紙   壁や天井を仕上げるときに、保護と装飾を兼ねて貼り付ける紙。
紙のほかに、塩化ビニルなどに紙の裏打ちをしたビニールクロスが多い。
擬石   表面を小叩きや研ぎ出し仕上げにして天然石のように見せた人造石。
天然の岩石に摸倣して作ったコンクリート、又はモルタル製品で、テラゾーや人研ぎなどが擬石にあたります。
また、「擬岩(ぎがん)」とも言う。
凝灰岩   堆積岩の一種。
火山灰が固結した岩で、一般的には軟らかく加工性がよい石材です。
代表的なものに大谷石が、凝灰岩にあたります。
クリンカータイル   セメントの製造過程でできるクリンカー(焼塊)が混入されているせっ器質の厚手のタイル。
透水性がないので屋外などの床用として用いられます。
グリーン材
(グリーンザイ)
  未乾燥の木材、乾燥工程を経ていない木材のこと。
化粧合板   基材の合板の表面に塗装や突板を貼り付けるなど、表面処理を施した合板のことを言います。
主に内装仕上げ材として用い、化粧合板には、天然銘木を薄くスライスした突板を基材の合板に貼った「天然木化粧合板(練付け合板)」と天然木以外のものを貼り付けた「特殊加工化粧合板」(プリント合板、合成樹脂化粧合板など)があります。
玄昌石   宮城県桃生郡雄勝町付近から産する粘板岩で、「雄勝石」とも言われています。
硯や石碑など、建築では屋根材(スレート)として用いられる。
構造材   建物を構築するための骨組みになる部材で、木材(在来軸組み工法・2×4工法)、鋼材(鉄骨造)、コンクリート(鉄筋コンクリート構造)、煉瓦・コンクリートブロック・石(組積造)などが用いられます。
また、木造の部材では柱、梁、土台、桁、筋かいなどが構造材にあたります。
合成樹脂化粧合板   合成樹脂を合板の表面に熱圧着したものを指します。
メラミン化粧合板やポリエステル化粧板が合成樹脂化粧合板にあたります。
主に、カウンターや飾り棚などの天板に使用されます。
小口平タイル   108mm×60mmサイズのタイルの呼び方。
レンガの小口面の寸法とほぼ同じです。
小節
(コブシ)
  小さい節のこと。

さ行

砂岩   堆積岩の一種。火山礫砂などが堆積して固結した岩で、大陸などで多く産出されます。
割肌で使用することが多く、インド砂岩・多胡石(群馬県原産)などがあります。
砂岩は、暖系色が多く室内に使っても石の冷たさを感じさせない石材で、やわらかくて加工しやすく、耐火性はありますがもろく、薄くて大きなサイズの板材はとりにくいいことが特徴です。
また、吸水性が高く柔らかいため、使い方を間違えると風化しやすくなるので注意が必要です。
錆び御影石   風化の途上にある御影石で、風化による主成分のために全体が褐色。
仕上材   長床、壁、天井などの表面に見える箇所に用いる表面材。
クロス貼りやフローリング、タイル、化粧合板などが仕上材にあたります。 
磁器質タイル   焼成温度1300℃以上で、素地が緻密で硬く、吸水率1%以下の吸水性が低いタイル。
磁器質タイルは、床タイル、外装タイル、モザイクタイルなど、主に外装や水廻りに用いられ、たたくと金属音を発します。
下地材   仕上材を取り付けるための部材。
胴縁やクロス貼り下地に用いるプラスターボードなどが下地材にあたります。
人造大理石   天然の大理石に似せてつくった模造大理石。
合成樹脂と無機微粒子によってつくられ、システムキッチンのワークトップや浴槽、カウンターの天板などに使われています。
スタイロ畳   木材繊維などとスタイロフォームを組み合わせた畳床を使用した化学畳。
石灰岩   堆積岩の一種で、炭酸カルシウムを主成分とし、炭酸カルシウムの比率が高いほど白色ですが、不純物が多く斑文をなしており、化石を含むこともあります。また、酸や塵埃の付着により脆弱化します。
石灰岩は、柔らかい石材のため傷がつきやすく、石灰が主成分なので酸に弱く、基本的に屋内の水のかからない所に適している石材です。
大理石が代表的な石灰岩にあたります。
せっ器質タイル   焼成温度1200℃前後で、素地は硬く吸水性は中程度(吸水率5%以下)で素朴な味わいがあるタイル。
せっ器質タイルは、建物の外部壁に多用され、硬さは陶器質タイルと磁器質タイルの間になります。
接着材   二つの物体を貼り合わせるために用いる物質。糊(のり)や膠(にかわ)のほか、ポリ酢酸ビニル・クロロプレンゴム・尿素樹脂・エポキシ樹脂など合成樹脂や合成ゴムの類が多数開発されている。
接着剤の種類は、従来の天然系のものと新しく登場した合成樹脂系、エラストマー系(弾性の顕著な高分子物質の総称)、その他に分けられます。

●天然系
にかわ、でんぷん、カゼイングルー、シェラック、松ヤニ、漆など。

●合成樹脂系
ユリア樹脂、エポキシ樹脂、酢酸ビニル樹脂など。
施釉タイル   表面に釉薬を施したタイル。釉薬タイルとも言います。

た行

堆積岩   砂、粘土、火山灰、動植物の残骸が固結したもの。
「凝灰岩」、「砂岩」、「石灰岩」、「粘板岩」、「礫岩」、「泥岩」などが堆積岩にあたります。
大理石   変成岩の一種で、大理石の名称は、中国雲南省の大理県で産出することにちなんでいます。
日本でも産出されますが、建築材料としてはほとんどが、イタリア、スペイン、ギリシャ、フィリピンなどから輸入されています。

大理石は、石灰岩からなり、炭酸カルシウムの比率が高い程白色で、不純物が多い場合は灰色や茶色、黒色となります。
また、ほとんどの石灰岩が大昔のサンゴ礁の残骸で、サンゴ、ウミユリ、などの化石が含まれていることがよくあります。

大理石(石灰岩)は、御影石(花こう岩)に比べて軟らかく、加工しやすく、また、模様や色調が美しく、磨くと光沢が出るため、内装によく用いられている石材です。
反面、耐久性は弱く、屋外で酸性雨にさらされると、長くても一年くらいで表面のつやを失ってしまいます。基本的に屋内の水のかからない所が適しています。
タイル   建築物の仕上材として内外の床、壁に用いる平板状の粘土焼成品。
タイルは一般に耐火性、耐久性に優れ、古くはエジプトやバビロニアなどの王宮や宮殿の床材に使われるなど、世界各地で広く使われてきました。

タイルは使用する用途によって、「内装タイル」、「外装タイル」、「床タイル」、「モザイクタイル」、タイル素地の質(陶磁器)によって、「磁器質タイル」、「せっ器質タイル」、「陶器質タイル」、タイルの成形方法によって、「乾式成形タイル」、「湿式成形タイル」、釉薬の有無によって、「釉薬タイル」、「無釉タイル」、タイルの大きさによって、「小口平タイル」、「二丁掛けタイル」、「ボーダータイル」、「36タイル」などや役物のタイルに区別されます。

役物のタイルには、曲がりタイル、面取りタイル(片面取り、両面取り)、内幅木タイル(内幅木、内幅木入隅、内幅木片面取り出隅、内幅木片面取り)、階段用などの形状があります。
  畳とは、
「畳床(たたみとこ)」・「畳表(たたみおもて)」・「畳縁(たたみへり)」からなる、和室の床に使用する床材。
畳には、畳床の仕様により、「本畳」と「化学畳」があります。
段鼻タイル   階段タイルともいい、階段先端の踏面に使われる役物のタイル。
滑り防止のため、筋状の凹凸溝が付けられたノンスリップタイプの段鼻タイルもあります。
定尺
(テイジャク)
  長さが一定であることを指す。
テッセラ   主にモザイク張りに使う大理石などの四角い小片を指します。
鉄平石   安山岩の一種で長野県諏訪地方で多く産する平らな石。古くは、文化8年(1811年)地元で屋根材として利用された記録が残っています。
鉄平石は、緻密で、暗緑色で、耐圧強度、耐火性に優れた石材で、屋根材、壁材、床材、玄関土間、浴室、テラス、アプローチ、門柱、公園や河川敷の歩道材など、様々なところに幅広く用いられています。
また、赤みをおびた「サビ鉄平石」は、洋風建築にマッチします。
テラコッタ   粘土を焼成したもので、一般的に、低温で焼成された素焼きものの大型のタイルを指します。
テラコッタタイルは、一般的に玄関や中庭、キッチンの床などに使用されます。
テラゾー   白色セメントに主に大理石の種石を混ぜたモルタルを練り、表面を磨き仕上げた擬石で、大理石風の仕上がりとなります。
工場であらかじめ板石状につくったものを「テラゾーブロック」、規格寸法の正方形にしたものを「テラゾータイル」と言います。
天然木化粧合板   天然の木を薄くスライスして合板に貼った化粧合板。
「銘木化粧合板」とも言われています。
陶器質タイル   焼成温度1000℃以上で、素地は多孔質で吸水性が高く(吸水率22%以下)、表面は釉(うわぐすり)で仕上げられ艶があるタイル。
陶器質タイルは、素材が軟らかいため床には向かず屋内の壁に多用されています。
陶磁器   粘土や珪酸塩鉱物を主原料として成型、焼成したものの総称で、土器、陶器、炻器、磁器に大別される。
比較的低温で焼いた粗雑なものが土器、焼きしまったものが陶器や炻器、さらに高温で焼成されたものが磁器で、素地は透明に近い白色で硬い。
特殊加工化粧合板   天然木以外の表面処理加工を行なった合板で、合成樹脂、塗料、紙・布などのような材料を基材の合板表面にオーバーレイ加工したものです。
これらの化粧合板には、メラミン樹脂やポリエステル樹脂などの合成樹脂化粧合板、各種塗料によるカラー塗装合板、塩ビ化粧合板、プリント合板、紙・布類のオーバーレイ合板などがあります。
トラバーチン   大理石の一種で、虫食いの跡のような小さな穴が有り、クリーム色系と赤褐色系があります。
イタリア産が有名で、表面のテクスチェアが面白いため、内部の壁面などに装飾用として使われますが、外部には適しません。

な行

内装材   無建物内部に用いる仕上材。
床材、壁材、天井材が内装材にあたります。
那智黒   黒色の粘板岩の破片が海岸の波に磨かれてできた砂利。
二丁掛けタイル   227mm×60mmのサイズのタイルで、小口平タイル(108mm×60mm)2枚を横に並べ、それに目地幅を加えた大きさのタイル。
練付け   表面の化粧用として、単板(突板)、樹脂板などを接着材で下地板などの合板に張ること。
また、その合板を「練付合板」(ねりつけごうばん)と言う。
粘板岩   堆積岩の一種。
泥が固結・硬化した泥岩が変化した石材で、玄昌石、スレートとも呼ばれています。
薄い層状に剥離できるため屋根材としても使われます。

は行

ビニールクロス   壁装材でポリ塩化ビニールを主原料とする壁紙のことを「ビニールクロス」、若しくは 「ビニル壁紙」、又は、略して「ビニクロ」と言います。
素材の特性から、様々な色・柄・テクスチャーの商品があり、消臭や抗菌・汚れ防止など様々な機能をもったビニールクロスもあります。
プリント合板   合板の表面に模様や木目を印刷したもの。
壁装材   ビニル壁紙、織物壁紙、紙壁紙、無機質壁紙などがあり、主に建物の壁・天井などの仕上材として下地基材の表面に貼りつけられるもの。
壁紙の品質規定にはISM規定や、ドイツのRAL基準、エコマーク、SV規格などがあります。
防音材料   音を伝えにくい音響透過損失の大きな「遮音材料」と、音を吸収しやすい「吸音材料」を総称して「防音材料」と言う。
遮音性を高めるにはコンクリートや鉄板などの重い材料、吸音性を高めるにはグラスウールやロックウールなどの柔らかい材料を用いますが、両方を組み合わせることで音を遮断する性能(防音性)をよくすることができます。
また、外部からの騒音や振動を抑えると同時に室内の吸音性を高めて残響時間を短くしたのが「防音室」です。
防蟻剤   主に木造住宅へのシロアリ被害を防ぐために使われる薬剤で、予防剤、駆除剤、予防駆除剤、土壌処理剤などの種類がある。
神経毒性を持つ有機リン系・ピレスロイド系の殺虫剤が多用されてきましたが、化学物質過敏症など健康被害の問題が指摘され、2003年7月の建築基準法の改正で、クロルピリホスの散布や含有建材の使用は禁止されました。
また、シロアリの成長や生殖阻害効果を持つベイト剤などを使ってコロニーの全滅を図る手法もあります。
防鼠材   床下の換気を行う基礎パッキン(猫土台)の開口から、鼠などが床下に侵入しない様にするための部材。
取付部位は、土台と基礎パッキンの外側の水切りの内側に取り付ける。
保温材   建物の床、壁、天井、空調装置のダクト、給湯管などのパイプなどから熱が逃げるのを防ぐための材料。
保温と同時に保冷の機能もあるので「保温保冷材」ともいう。
素材は大きく有機質系と無機質系に分かれ、有機質系は、コルク、毛、軟質繊維板、発泡プラスチックなど。
無機質系は、石綿・岩綿などの天然鉱物、グラスウール・ロックウールなどの人工無機鉱物、珪藻土・珪酸カルシウムなどがある。
形は板状、フェルト状、筒状など。
ボーダータイル   細長いタイル、または、縁に使う細長いタイルのこと。
また、ボーダーは縁や境界を意味し、インテリアでは縁飾りを指します。また、劇場用語では、舞台上部の一文字とも呼ばれる横長の飾り幕のこと。
本畳   畳床が天然素材の稲わらでつくった畳。湿気の吸放湿に優れ丈夫です。

ま行

御影石   花崗岩のことで、かつて兵庫県の御影で多く算出されたことから、花崗岩のことを「御影石」と呼ぶようになったと言われています。
御影石は、地下のマグマが地殻内で地下深部にて冷却固結した結晶質の石材で、石の外観は雲母、長石、石英など色々な鉱物の結晶が集まって出来ているので、見た目には様々な色の大小のつぶつぶが見え、美しく、耐久性に優れた石材として建物の外部を中心として最も多く用いられている石材です。
一方、硬いため加工費がかさみ、含有鉄分でさび色が出たり、耐火性の点でやや劣ります。
また、表面の仕上げ方も豊富で、「本磨き仕上」・「水磨き仕上」・「バーナー仕上」・「小叩き仕上」・「ビシャン仕上」などと用途によりいろんな仕上げ方が可能。
御影石の代表的なものに、稲田石(白御影)・藤岡石(白御影)・庵治石(青御影)・万成石(桜御影)などがあります。
無地
(ムジ)
  無節と同じ意味。節が無いものを指す。
面材   一般的に板状の材料の事。また、その面に使われる材料を面材という事もあります。
例えば、耐力壁の面材は、耐力壁に用いられる板状の材料を指し、構造用合板、OSBボード、ダイライトなどをいい、また、システムキッチンや洗面化粧台などの扉に使われている板状の表面材も面材と言います。
面取りタイル   タイルの角に丸みが付いたタイルで、タイル張りの壁面が出隅になっている角や、タイル張りの壁で天井までタイルを張らず、壁面の途中で止める場合の端部に用いるタイル。
これらの部分に、面取りタイルを用いず、一般の平タイルを張ると、タイルの小口で釉薬が施されていない部分(無釉)が見え、見栄えが悪くなります。
面取りタイルには、片面取りと両面取りがあり、端部の状況により使い分けます。
木材保存剤   住宅の土台などに使われる木材の防腐・防虫・防カビ用の薬剤。
防腐・防虫剤のこと。
あらかじめ工場で薬剤を加圧注入する方法(圧入処理方式)と、現場で塗布する表面処理方式とがあります。
圧入処理のほうが保存効果が高く、また薬剤の揮発などによる人体への悪影響も少ないとされる。ただし、クレオソート、有機リン系・ピレスロイド系薬剤(特に現場処理のもの)は、シックハウス症候群などの健康被害の問題が指摘されている。
モザイク   石、陶磁器、ガラスなどの小片を組み合わせ、模様になるように張り詰めること。
木材の小片を模様張りするものをモザイク・パーケット、1~5㎝角の小型タイルをモザイク・タイルと言う。
モザイク装飾は古くから行なわれたが、特に古代ローマで発達し、ビザンチンやイスラムの宗教建築で多く用いられた。
モザイクタイル   50mm以下の小型のタイルをいい、内装・外装用タイルとして用いられています。
また、モザイクタイルの貼り方は、ユニット貼り工法が用いられます。

や行

窯変タイル   安窯の焼成温度や酸素の量により、釉(うわぐすり)が溶けるとき、その釉の性質で表面に変化の表れたタイル。

ら行

琉球畳   本来、沖縄で採れた強度のある い草を使用した畳を指しますが、一般的には、縦・横の寸法が同じで畳縁がない畳を言います。
また、「坊主畳」とも呼ばれています。
ラスタータイル   表面に玉虫色に輝く金属皮膜のような釉薬を使ったタイル。
ラスターとは、艶、光沢を意味します。
ラミネート   一般的に、プラスチックフィルム・アルミ箔・紙などを貼り合わせて層にすること。積層の意味。
建築では、薄い板を層にすること。または、板を重ね合わせること。
ラミナは薄板という意味で、ラミナを積層したものが集成材です。
乱尺
(ランジャク)
  長さが一定でないことを指す。

     

A

AQマーク   安全性及び耐久性の優れた木質建材の供給の確保を図るため、JAS規格では対応できない新しい木質建材について、(財)日本住宅・木材技術センターが良質な製品の認証を行うもので、認証されたものにはAQマークが表示される。
Approved Qualityの略称。

JISマーク以外に、SGマーク・SA・FUマーク・mマーク・BLマーク・Gマーク・伝統工芸マーク・ウールマーク・エコマーク・CPマーク・ISMマーク・SVマーク・RALマーク・JASマーク・JISマークなどがあります。

B

     

C

     

D

     

E

     

F

FG(Flat Grain)   板目のこと。

G

GRN   green(グリーン)の略語。未乾燥、乾燥工程を経ていない状態のこと。

H

     

I

ISM規定   インテリア材料の安全に関する規定のことで、英語でInterior Safety Materialを略してISM。
ISM規定は、壁装材料協会が高品質のインテリア製品を供給するために1995年に制定した自主規格で、品質と健康に害を及ぼさない安全な壁装材が対象です。
ISM規定適合商品にはISMマークを表示できる。
ISMマーク以外に、SGマーク・SA・FUマーク・mマーク・BLマーク・Gマーク・伝統工芸マーク・ウールマーク・エコマーク・CPマーク・SVマーク・RALマーク・JISマーク・JASマーク・AQマークなどがあります。

J

JAS   材木や木材の加工品に一定のレベルを設け、品質の向上を図るための規格。
日本農林規格の略称。

JASマーク以外に、SGマーク・SA・FUマーク・mマーク・BLマーク・Gマーク・伝統工芸マーク・ウールマーク・エコマーク・CPマーク・ISMマーク・SVマーク・RALマーク・JISマーク・AQマークなどがあります。
JIS   工業製品のレベルを確保するための規格で、規格品にはJISマ-クがつけられる。
日本工業規格の略称。

JISマーク以外に、SGマーク・SA・FUマーク・mマーク・BLマーク・Gマーク・伝統工芸マーク・ウールマーク・エコマーク・CPマーク・ISMマーク・SVマーク・RALマーク・JASマーク・AQマークなどがあります。

K

KD   kiln driedの略語。乾燥釜等で人工乾燥をかけ、含水率を下げること。
KD材   kiln dried lumberの略語。乾燥釜等で人工乾燥をかけ、含水率を下げた材料のこと。

L

     

M

MG(Mixed Grain)   柾目、板目の混合を指す。

N

     

O

     

P

     

Q

     

R

RAL基準   ドイツで作られた壁紙の品質基準。
RAL基準に適合した壁紙は品質保証壁紙のマークが表示されています。
品質基準は、重金属・安定剤・可塑剤・発泡剤・塩ビモノマー・VOC(揮発性有機化合物)・ホルムアルデヒドの基準値が規定されています。

S

SV規格   壁紙製品規格協議会(SV協議会)が、人々がより安全に健康で快適な暮らしを営める環境作りに適合した壁紙製品の供給を目的に、ドイツ品質保証壁紙(基準)や日本工業規格JIS A-6921(壁紙)の品質基準を充分考慮し、より高い安全性を追及すべく独自の検討を加えて作成された自主規格です。
SV規格値として0.01PPM以下のホルムアルデヒド放出量が設定されています。尚、SV規格に適合するクロスは「SVマーク」が表示されています。
SVマーク以外に、SGマーク・SA・FUマーク・mマーク・BLマーク・Gマーク・伝統工芸マーク・ウールマーク・エコマーク・CPマーク・ISMマーク・RALマーク・JISマーク・JASマーク・AQマークなどがあります。

T

     

U

     

V

VG(Vertical Grain)   柾目のこと。

W

     

X

     

Y

     

Z